そこから箱根を目指して、湯河原パークウェイに向かう。ところが、途中に通行止めの看板あり。残念だが、椿ラインを利用することにした。初めて走る道路、カーブが多いのは楽しいのだが、スピードを出すバイクが多くて安心して走れない。カーブでセンターラインを大きくオーバーしてくる車も何台かあって、危ないのなんの。
途中に何かの施設があって、バイクが多くたむろしていたが、あとで調べたら「しとどの窟」だった。知っていれば、見に行って来たのだが、急に走るコースになったので勉強不足となった。
ホテルのある強羅に着いてから、駅の周辺を歩いて時間をつぶす。歩いている９割ほどが外国人、日本はどうなってしまったのだろう。坂を上ったり下ったりで、汗だくになって宿に入った。
チェックアウトして、近くにある「万葉公園」に寄ってみた。千歳川の上流部分が園内に流れていて、釣り竿を出したくなる渓相だ。流れに沿って歩道が整備され、所々に椅子が置かれている。夏の暑さを逃れ、渓流を見ながら涼むのも一興か。
園内には熊野神社、太子堂、茶室万葉亭などがある。一番奥に「惣湯テラス」という日帰り温泉施設があるが、生憎休みだった。 施設内を一周してみたが、いい運動になった。
今日の宿は、共立リゾートの「雪月花別邸翠雲」。もちろん、株主優待で安く泊まれるから来たのだが。
全室露天風呂付き、貸切風呂は３つ、空いていれば無料で使える。冷蔵庫にはビール、サイダー、水、サワーなどが入っていて飲めるし、館内にはビールや酒などを飲み放題できるコーナーもある。ただ、夕食が食べられなくなってももったいないから、ほどほどにしたが。
玄関ホールでは抹茶のサービスがあるが、混んでいて順番が回って来ない。何度か様子を見に行って、ようやくお茶を点ててもらった。
夕食は食事処で、料理はいくつかの中から選ぶメニューがあるが、それも楽しい。自分は、すき焼きと鮪山かけ丼などを選択、女房はすき焼きといくら鮭丼にした。
日本酒の酔いも回って来て、何とか部屋へ戻った。そのまま、歯だけ磨いて布団の中へ。本来なら夜鳴きそばも食べられるのだが、起きたら朝だった。
結局、部屋の風呂には２回だけしか入らなかった。
