前回の旅行で今年最後にしようと思っていたのだが、伊東園で使える誕生月クーポン券が使えなかったのが悔しくて、再度伊東園に行くことにした。ただ単にクーポンを使うためだけに行く旅行だが、理由は何であれ出かけられれば文句はない。ちなみに、前回使えなかった理由だが、楽天トラベルから申し込んだためダメだった。そこで今回は、伊東園のホームページから申し込んで、電話でも使えるかを確認したうえでの旅行となった。
車で家を出たのは10時半過ぎ、いつもより遅い出発となったのは、昼食を小田原で食べようという魂胆だから。早川駅の先に、「漁港の駅」という看板を見つけたのは前回の旅行の時。何があるのか知らなかったが、今回の旅行に合わせて調べてみると、どうやら道の駅の漁港版という所だ。地場物産などの売店と、食事処がセットになっている。もちろん、トイレ休憩などもできる。
あいにくの雨模様だったが、2階にある「小田原漁港とと丸食堂」で食べることにした。食券を買う形式で、頼んだのは「まぐろサーモンアボカ丼」１，３８０円也。文字通り、マグロとサーモンとアボカドが入った丼だ。酢飯ならもっと良かったのになどと話しながら、ペロリ。ご飯が少し残ってしまったが、だし汁を加えてサクサクと食べた。
店を出る頃には長い行列ができていたから、いいタイミングで入れて良かった。
急に予約したからほとんどの部屋は満室で、1室だけ空いていた部屋を予約したのが、天蓋付きダブルベッドルーム。また狭いベッドに２人で寝るのかと思っていたが、その他にもベッドが２つあった。さらに広いバルコニーからは熱海の街が一望できる、なかなかいい部屋だった。
すぐに大風呂に行ってみたが、考えることは皆同じで、結構混んでいた。脱衣室から階段を上がって浴室という変わった造りで、素っ裸で階段を上がるという普段できない体験ができる。
食事は伊東園定番のバイキング、たらば蟹の特注料理を頼んでおいたので、指定席に既に料理がセットされていた。料理はどれも手が込んでいて、いつもの伊東園と比べるとちょっとレベルが高い。心なしか他の客が皆落ち着いていて、いつものバイキングの雰囲気とは違う。配給をわれ先にと狙う殺気が感じられないのだ。
食後は、予約しておいたカラオケへ。会場は大きな部屋と、その中にある小さな部屋と、2つだけしかない。小さい方の部屋だったが、外の人達に負けまいと大声で歌いまくった。こんなところで負けず嫌いな性格が出てしまったようだ。後半は採点モードでやってみたが、女房に勝てないからつまらなかった。
今日の宿は熱海のシーズンホテル、午後１時から駐車場に入れると聞いていたので、少し前に着いたのだが、まだ入れなかった。一旦通り過ぎて時間をつぶしてから戻ると、１時キッカリになって入れるようになった。フライングはできないようだ。もちろん一番乗り、13台しか入れない地下駐車場だから、出やすいように場所を選ぶ。
フロントで手続きをしてから、熱海の散策に出た。もう何度も熱海には来ているが、駅前を散策するのは初めてかもしれない。テレビ番組で何度か見た記憶はあるが、有名な店が並んでいる。平日の昼間にしては、人も多い。そのまま駅ビルまで行って、買い物をして時間をつぶす。ホテルへの帰りにも温泉が出ている場所などを見ながら歩いて、２時半ごろホテルに戻った。部屋の準備はできていて、すぐに部屋へ。
