昼食は途中のコンビニで済ませ、我が家の時間つぶしの定番スポットである、小室山に行くことにした。シーズンによっては、椿やつつじなどの花を楽しめるし、頂上からは360度のパノラマを眺めることもできるお気に入りの場所である。
今回は途中にあるという「恐竜広場」に行ってみるという目的もある。小室山には恐らく５回以上は来ているのだが、何度か探しても恐竜広場が見つからなかった。前回、係の人に聞いて場所が判明したので今回ついに行けることになったのだ。
リフトは上りの片道だけ買って、下りは歩いて来る。途中に大きな恐竜が何体も配置された広場があった。小さな子供を連れた家族が、何組か遊んでいる。管理はしっかりされているようで、こんな広場があるなら近くの人は楽しいだろうと思った。次に来るときは孫を連れて、、、叶わぬ夢である。
全国旅行支援が始まって、２回目の旅行。年金生活では、なかなか泊まれないような、いつもとは違った旅館に行くことにした。
場所は相変わらず伊豆だが、今乗っている車にとっては今回が最後の旅行となるはずで、ドライブを存分に楽しんで来るつもりだ。
海岸線を順調に進んで、真鶴道路から熱海ビーチラインを快調に走る。値段が上がったビーチラインは少し悩むが、それでも海沿いを快調に飛ばす快感が忘れられず、金持ちのふりをして有料道路を使ってしまう。
熱海の交番の横を左折したところで、突然車が動かなくなった。車の故障ではなく、渋滞だ。海に沿って２車線あるが、左は港方面なので右側を走るのだが、全く動かない。事故でもあったのかと思ったが、のんびり行くしかないと諦めた。信号が青になっても、行けるのは１、２台だけで、これじゃ何時間かかるか分からない。カーナビを見ると、熱海の先にも渋滞マークが出ているので、山の方に進路を変更。梅園から姫の沢公園を通って、伊豆スカイラインに乗った。
熱海の渋滞では１時間も無駄にしてしまった。旅行支援のせいで、平日だというのに車がドッと出たのかと思ったが、SNSによるとトンネル工事のせいらしい。初めからスカイラインで行けばよかった。
渋滞のお陰で思いがけず時間つぶしができたので、すぐにチェックインの時間になった。小室山からは１０分ほどで、今日の宿である「ウェルネスの森伊東」に到着。狭い地下駐のスペースに車を入れて、チェックインのためにフロントへ。フロアは宿泊客でごった返していた。まずは整理券をもらい、待合スペースへ。しばらくして、やっと番号が呼ばれ、チェックイン。４人のスタッフが頑張ってくれているが、それにしてもすごい人数だ。聞くと、毎日こんな状況です、とのこと。旅行支援、恐るべし。
部屋は最上階のアジアンビッグスイートルーム、室内はバリから輸入された家具で統一され、とても落ち着いた雰囲気。リビングには特注品のキングサイズのベットが設置されている。その他に寝室が２つと和室が１つ。2人で使うには、もったいない。
女房は風呂へ、自分は部屋にあるマッサージチェアでドライブの疲れをほぐす。戻って来た女房が言うには、風呂は芋洗い状態だったとか。自分は行くのをやめた。
夕食はバイキング方式、だが料理は一つ一つが手が込んでいて美味しい。３千円のクーポンがもらえるので、酒類の飲み放題を頼んだ。元を取らねばと、無理して酒を飲んだため翌日体調を崩すことに。元を取ると言っても、元はタダなんだけどね。
共立系では、夜食で夜鳴きそばが出るのだが、酔っぱらってしまい、それどころではなかった。何度も共立には泊まっているが、まともに夜食を食べたのは２回しかない。
