夏休みは我が家の恒例でどこにも出かけずジッとしていたので、９月になるのを待って出かけることにした。今回は少し長くして３泊４日で計画、行き先は群馬から長野へ出て、中央高速で帰って来るコース。
旅行のメインは、新たにオープンした草津のホテル。我が家のお気に入りである共立グループが、昨年９月にグランドオープンしたホテルで、最上階に眺望浴場、全客室にも天然温泉露天風呂付きだとか。
そこを中心に、前日には最近よく利用する伊東園グループを、最終日には長野のホテルで松茸三昧という計画だ。
タイヤの空気圧も万全にして、大井松田ICから東名高速に入る。厚木から圏央道に入って、狭山PAで休憩。鶴ヶ島JCTから関越自動車道に入り、寄居PAで休憩と昼食。さらに進んで、みなかみ町の下牧PAで休憩して、水上ICを出た。
今日の宿まで走り、そのままチェックインとなった。一日目は、走っただけだった。
今夜の宿は、ゆびそ温泉「ホテル湯の陣」。伊東園グループだから、気軽に利用できるのがいい。
まだ２時前なのに、フロントの前には多くの人が並んでいる。ロビーにはもう手続きが済んだのだろうか、多くの年配の人達が部屋が用意できるのを待っている。
並んでいる人たちは、みな手に何かの用紙を持っていることに気が付いた。どうやら「愛郷ぐんまプロジェクト」というのをやっていて、その申請書のようだ。対象になるのが誰なのかも分からないが、ダメ元で申請してみることにした。ダメでも宿泊料は元々安い宿なので、諦めもつく。結果は、あっけなく手続き完了で、一人5千円の宿泊料割引と2千円分のクーポンがもらえた。ワクチン接種の証明を持って行って、良かった。
貸切風呂は現在利用できないとのことで、カラオケだけ予約して部屋へ。特別室を予約したが、それ程立派な部屋でもなかった。他の部屋と比べれば、いい部屋なのかな。
さて、お楽しみの夕食だが、伊東園定番のバイキング。料理がなくなると補充してくれないとかの情報があったので、最初の一周目に欲しいものは全て確保。特注した金目鯛の煮つけは大きくて、味付けも良かった。ビールなどは飲み放題だから、さすがにコスパは最高だ。
９時からは、カラオケへ。会場はホテルの地下に、個室がいくつか並んでいる。半分ほどは空いているようだから、それほど利用者はいないのかもしれない。1時間歌って、フロントにマイクを戻しに行った際に、もし空いていたら延長で歌わせてくださいとお願いしてみた。年配のおじさんは、「うちは無料で利用いただいているので、延長はできません」とのこと。それって、「タダでやらしてやっているんだから、贅沢言うな」ということか。伊東園は無料のカラオケが売りの1つで客を集めているのに、そんな言い方あるのかな。クレーマーの資質が刺激されたが、ここは我慢して大人の対応をと自分を抑える。
部屋に戻っても後味が悪い。まあ、伊東園だからと諦めるしかないか。延長させてくれた他の伊東園ホテルもあるのに、空いているのにダメとは、と考えると怒りがぶり返す。本社へのアンケートに「二度と来ない」と書いて、やっと収まった。
