チェックアウトしてから、国道１号線を上がっていく。こんな急坂を駅伝の大学生はよく走るな、なんて話しながら元箱根へ下りる。箱根峠まで上がって、伊豆方面へ。
伊豆スカイラインでは、往復券を買う。本来２０００円が１５００円で買える。これは大きいのだが、帰りの選択肢は一つになる。
途中で休憩もせずに、伊豆高原の旅の駅まで走った。昼飯の時間だが、何も食べる気がしないので、次の目的地「ニューヨークランプミュージアム＆フラワーガーデン」へ。ここは施設の名前が何度か変わったが、今までに４、５回は来ている場所。入園料１４００円は最近上がったとか、元を取るためしっかり見なくては。
中に軽食ができる施設があるのだが、雰囲気が高級で入りにくい。入口まで行ったが、いらっしゃいませと言われた瞬間、二人共反転していた。
施設を出て、午後１時過ぎ。もう予定した場所はないので、宿へ行くことにした。もう何度も通っている海沿いの道を、快適に飛ばす。もちろん、制限速度は守っている。これは決して自慢、、、だが、免許取得以来いまだに無事故・無違反を続けている優良ドライバーとは自分のことだ。
途中のコンビニに入りサンドイッチで昼飯、チェックインは３時からだというのに、熱川の宿に着いたのは２時前だった。他の車もないので、そのまま通り過ぎ、あてもなく走った。稲取で時間を潰そうかと思ったが、早くてもいいから宿に行くことにしてUターン。
戻ってみると、いつの間にと言う感じで、車が１０台ほど止まっている。皆、２時に合わせて来ているのかな。驚いた。
時間は早いが、すぐにチェックインできた。部屋にも入れるようで、知っている人は早くから来ているようだ。カラオケの予約もできたし、部屋に直行した。
今日の宿は、「伊東園ホテル熱川」。温泉露天風呂付きの部屋は、早くから予約で埋まってしまうので、やっと取れた残り一つだった。さすがに人気が高いだけあって部屋の風呂は、熱い温泉が勢いよく流れている。早速入ってみようとするが、熱くて入れない。水を出して自分で調整する必要があるらしい。しばらくすると、ちょうどいい感じになって、遠くに海を見ながら温泉に浸かった。
４時からのカラオケは、部屋は広く快適なのだが、隣とはパーテーションで仕切られているだけなので、お互いの声が聞こえる感じ。当然、うちの方がうまいだろと競争になってしまうわけで。
６時からの食事は、いつものようにバイキング。好きなものを好きなだけというのは嬉しいし、アルコールも飲み放題だから、伊東園は止められまへんなー。
特注で頼んだ金目の煮付けはうまくて、満足。ただ、アルコールの機械の操作方法がわかりにくくて、年寄りにはどうなのと思った。中に一人、マスクをつけていないことを注意されているお年寄りがいたが、どう見ても９０歳近いおじいちゃん。トイレのスリッパで来ちゃったらしく、大声で注意されていたけど、何だか将来の自分を見ているようでかわいそうだった。
夕食後、再びカラオケをやった。どんだけ、好きなんや。
