食後は、少し縦貫道を走って、「道の駅伊豆のへそ」でいちごのソフトクリームを食べた。味も濃くて、美味しかった。
宿のチェックインの時間まで少しあったので、「虹の郷」に寄って時間調整することにした。今回で4回目くらいになるが、今日のように天気も良くて新緑がキレイな季節は、最高だ。
初めて来たのは、両親との家族旅行だった。修善寺のサイクルスポーツセンターにも行ったし、宿は湯ヶ島の「たつた旅館」だった。おじいちゃんも元気だったことが、思い出される。
その後も、家族で来たり、夫婦で来たり。施設内が広いから、時間をつぶすには丁度いいのだ。
今回も、園内を散策して、カナダ村でお土産のメープルシロップを買って、一周して戻って来た。
コロナの流行は依然として続いているのだが、3月中旬に緊急事態が終了したタイミングで、久しぶりに旅行に出かけることにした。持っている株主優待の期限が迫っているというのも、決断したきっかけになっている。実は前回の優待を、コロナのせいで流してしまったのだ。せっかく確保した権利だから、やっと使えるという喜びもあった。ネタバレになってしまうのだが、今回の旅行では今までの旅行の中で最大のハプニングが起きてしまったが、今から思うと優待に拘って出かけたことが悔やまれてしまうのだ。
行き先は、いつものように伊豆。我が家の伊豆旅行では、まずは三島のうなぎ屋で昼食を食べることで旅行が始まるのだが、残念ながらいつものうなぎ屋が定休日。他にも店はあるのだが、今回は「肉」にした。伊豆縦貫道に近い店を調べていて、たまたま目に入ったのが「さわやか」だ。「牛肉100％・炭焼きハンバーグ」が売りで、静岡県内では有名な店らしい。県内に34店舗があって、行列ができるほどの人気店とか。函南にある店に着いたのは11時過ぎだったが、平日だというのに数組の人達が待っていた。スマホに待ち時間とかを表示してくれるので、とても便利だ。「元気応援ランチ」を食べたが、スープ、飲み物、ライスがついて千円以内だった。味とボリューム、そして値段も文句なしにお薦めの店だった。次もまた、行きたい。
今日の宿は、修善寺にある「湯めぐりの宿 桂川」。今年の1月にグランドオープンしたばかりの宿だ。直ぐ近くの駐車場に車を入れ、宿に入った。
新しい施設だから、何もかもキレイで気持ちがいい。ここの売りは、自由に入れる7つの貸切風呂だ。それぞれ趣向が凝らしてあり、全て入ってみたいが、湯当たりは覚悟しなければならない。我が家は、まず二人で「土壁の湯」に入った。その後、女房はいくつか入って来たらしい。
食事は、バイキング。実は、好きなだけ好きなものを食べられるバイキングが、我が家では大好きなのだ。本当にそんなに食べられるのかと心配するほど取って来て、残すことなど皆無。バイキングでは、取ってきたものは全て食べるのが最低のマナーだ。
デザートも充実していて、美味しいものを少しずつ食べられるところもいい。
部屋に戻って、夜鳴きそばの時間になったのだが、バイキングで食べ過ぎてしまったせいか、それとも飲んだ冷酒が効いてしまったせいかは分からないが、食べに行く元気は出なかった。
