夫婦で旅行2020伊豆12月

　今日の宿は、伊豆高原にある「アンダリゾート伊豆高原」。6年前に初めて泊ってから、系列も含めると今回が11回目の宿泊となる。いわば、我が家の伊豆での常宿なのだ。
　何がそんなに気に入ってしまったのか。飲物はアルコールも含めて飲み放題、カラオケ、貸切風呂、レンタルサイクルなど全て無料。食事だけでなく、夜にはバータイムがあって軽食とお酒が無料。その他にも客を飽きさせない工夫が沢山ある。だからアンダに来ると、何だか忙しくて時間がすぐに過ぎて行く。
　さて、チェックインだが、夕食は2部制で事前に1部を希望したのだが満員とかで2部になってしまったにもかかわらず、1部でとの案内。キャンセルが出て繰り上がったのだろうか、でもうれしいな。
　部屋は本館ではなく、少し離れた別館。部屋に入ってお茶を飲む時間もなく、早速貸切風呂へ。以前はフロントで鍵をもらうシステムだったが、空いていれば自由に入れるシステムに変わっていた。
　5時少し前に食事会場へ、ところがここでトラブル発生。我が家は2部になっているとか。食事は用意できるのでどうぞと言われたが、今回は誕生日プランなので本来なら窓際の席になるはずが、入口近くの席になるらしい。2部でいいのだけど、カラオケの時間とダブってしまうし、バータイムの時間も変更が必要だと言うと、担当の方がフロントへ行って交渉して戻ってきた。カラオケもすぐに2時間やれるし、バータイムも変更できたとのこと。
　カラオケで遊んで、2部の時間になったのでレストランに行くと、やはり窓際の席が用意されていた。食事の最後の方に、小さいケーキが出されて、写真撮影もしてくれた。
　バータイムにも出かけたが、近くの席の若い女性4人組が大声で騒いでいて、雰囲気はぶち壊しだった。アンダも我が家のような年寄りの来る場所ではなくなったような、寂しい気分になった。
　部屋に戻ると、テレビで伊豆諸島での地震のニュースをやっていた。我が家が出かけると何かが起きる、そんな記憶が蘇って来て、少し不安になった。

　稲取にあるアニマルキングダムに向かった。入園料が2,500円と高いので、ここでクーポンを使う計画だったが、まさかみんな呑んでしまうとは想定外だった。
　ここに来たのは、3回目。何度来ても、動物を見るのは楽しいものだ。屋外の施設だし、山の上の方にあるから寒さは厳しいが、小さい子供の家族連れが目立つ。我が家も子供が小さい時に来たんだなと、ノスタルジックな気分になる。
　孫でもできたら、連れて来てやりたい。それまで、生きていられるか心配だが。

　朝早く目が覚めたので、女房を誘って大風呂に行った。広い湯船は枠も底板も木でできている。とげが刺さりそうで少し怖かったが、大丈夫だった。体がツルツルになる温泉で、気持ちがいい。
　朝食は、食事処へ。焼き魚、湯豆腐、温泉卵など、スタンダードな朝食だ。サラダの和風ドレッシングが、とても美味しかった。
　食後のコーヒーを飲んで、部屋に戻った。
　チェックアウトでは、初めてご主人が顔を見せたが、請求書が間違っていたようで、すぐに奥に引っ込んで、奥さんが替わって出て来た。
　建物と言い、温泉と言い、なかなかいい旅館なのに、客が1組だけとはもったいない感じ。

　昼食は計画していた店が定休日だったので、コンビニのサンドイッチに変更。チェックインまで2時間以上もあるので、時間つぶしの場所を考えた。そして、我が家の時間つぶしスポットでは常連の小室山に決めた。
　小室山はつつじで有名だが、この時期は「つばき園」がある。公園に隣接して別荘地があって、ここの住民が散歩するにはぴったりの環境が整っている。こうなったら買うしかないかとも思ったが、年末ジャンボに期待するしかない。
　既に咲いているものもあるが、多くはつぼみを膨らませている状態。1000種類・4000本のつばきが植栽されているというが、確かに葉の形もそれぞれ違っていて面白い。
　次に一碧湖の周辺をドライブして時間つぶし、適当に走っていたら狭い場所に迷い込んでしまい、カーナビの言う通り急坂を下って、何とか県道に戻れた。