いつもは素通りしてしまう伊豆長岡の「伊豆の国パノラマパーク」に寄ってみた。まだ子供が小さい頃に、一度来たことがあるが、夫婦だけになって来るのも悪くない。
小さなロープウェイに乗って、山頂を目指す。意外にも、このロープウェイが急角度でアップダウンして楽しい。
かつらぎ山の山頂には空中庭園があり、散策したり、眺望を楽しんだりできるようになっている。喫茶店もあって、お金を出せば、ゆったりソファーに腰かけて優雅に過ごすこともできる。だが、あの暑さの中でジッとしているなんて、相当のもの好きだ。もちろん、金がないヒガミだけど。
売店に入ると、冷房が効いて快適。店にいるほとんどの人は、お土産より冷房が目的だったのでは。
夏休みの観光地は、どこも家族連れで大混雑。我が家の旅行は、夏休みの終わり際に行くことにした。
夏の旅行は高原の避暑地が定番だが、今年は７月に那須へ行ったので、今回は近場の伊豆に決めた。一応、「高原」ではある。
おばあちゃんをショートステイの施設へ送り出して、１０時過ぎに出発。伊豆へ行くときの楽しみは、何と言っても三島でウナギを食べること。箱根から伊豆スカイラインを通るコースは使わずに、東名で沼津まで行って三島へ回る。
店はいつもの「うな繁」、料金が安くて味はうまい。いつ行っても混んでいるから、店の評価は間違っていないようだ。食べるものも最近では定番の、「上まぶし丼」３，２００円也。旅行って、楽しいな。
早く涼しい部屋に入りたいので、時間は早いが宿に直行した。着いたのは２時過ぎだったが、既に多くの人たちがロビーにいて、チェックインを待っていた。
今日泊まるのは、伊豆高原では常宿の「アンダリゾート伊豆高原」。行くたびに驚かされるのは、スタッフが入れ替わって若い人が多いこと。客層も夏休みだからなのか、子ども連れが多かった。
この宿では、いつも感じのいい笑顔で対応してくれて、とても気持ちよく過ごすことができるが、スタッフにとっては指導が厳しいのかもしれない。食事の時にベテランのスタッフに聞くと、確かに入れ替えは多くて、５年も勤めているのは長い方だとか。客商売は、ストレスが大きいんだろうな。
貸切風呂で汗を流して、５時から夕食へ。飲み物はアルコールも含めて飲み放題。飲み終えそうになると、さりげなく聞きに来てくれるスタッフの気配りが嬉しい。
メイン料理は肉料理の中から選ぶ形式だが、食欲が残っていれば２種類食べてもＯＫ。もちろん、女房は両方食べた。
今回の旅行は、私の誕生日記念という意味合いもあったので、ケーキが付く記念日プランにした。こんな歳になっても、祝ってもらえるのは嬉しいもんだ。
夕食後は、カラオケへ。本来は５０分だが、次の回が空いているので２回分が可能だった。
９時半からは、夜のバータイムへ。お酒が飲み放題で、ツマミもいろいろある。この宿は、次々にやることがあって、ぼんやりさせてはくれない。他にも遊ぶものはいろいろあって、全て無料でやれるのだ。あっという間に、一日が終わった。