今日の宿は塔ノ沢にある「キャトルセゾン」、少し下にある老舗旅館「一の湯」のグループだ。１階にある駐車場が狭いのだが、早めに行ったお陰でスペースが残っていた。
チェックインまで周辺を散策して、時間をつぶす。３時少し前にチェックイン、前払い制とのことでカードで支払う。請求明細書を見せられたが、予約は女房がしたので確認してもらう。支払額は７千円弱で随分安いなと思ったが、ポイントを使ったと聞いていたので、何の疑問も持たなかった。
温泉は男女別だが、１０時以降は貸切にできる。部屋は早川沿いで、景色は最高だ。難を言えば、トイレがウォシュレットなしだったことぐらい。値段が安いから、文句はない。
夕食は川沿いのレストランで、この宿にも外国人が多く泊まっている。飲み物は缶ビールやワンカップや梅酒などで、自由に持ってきていい。料理も豚しゃぶを中心にした和食、量も味も十分だ。
ワンカップが効いてしまったのか、やけに酔ってしまって、早くデザートを出してもらって部屋に戻った。そのままベッドでダウン、朝まで寝てしまった。こんな馬鹿やれるなんて、まだまだ若いな。
本来ならば、今日から２泊３日で那須へ行く予定だった。ところが、先月末に義父が危篤状態となったため、キャンセル。旅行など諦めていたのだが、奇跡的に義父が肺炎から回復。症状も落ち着いたので、近場で１泊だけすることにした。
女房がネットから宿を見つけて、予約。飲み放題がついて、一人８千円台とか。安すぎる気もして少し心配だが、温泉もあるし、飲み放題なら料理が多少悪くてもいいや。
朝、おばあちゃんをショートステイの迎えの車に乗せて、準備完了。９時半過ぎに出発した。幸い、天気は上々。新緑の中、箱根をドライブしてから、早めに宿に行くことにした。
次に、湖尻から芦ノ湖の周辺道路を通って、箱根園へ。１回千円の駐車場代は高いが、観光地だから仕方がない。
駒ヶ岳ロープウェイに乗って、山頂へ。下界はいい天気なのに、山頂にはガスがかかっていて、気温もグッと下がる。ここも外人さんが多い。
天空の社殿「箱根元宮」にお参りして、周辺を散策。本来なら３６０度のパノラマが広がるはずだが、今回は富士山も見えなかった。
下山して、湖周辺を歩く。昼食はカルボナーラで軽く済ます。
宿へは箱根新道を使って下ってから、また湯本を抜けて行く。カーナビの指示通り走ったが、どう考えても遠回りだ。
まず向かったのは、大涌谷。火山ガスのせいか、本来のコースには入れないが、それでも多くの観光客で溢れていた。特に、外国人が多くて、富士山が見える箱根は外国人にとっても魅力的なんだと再認識した。
谷から上がる噴気は、とても元気が良い。箱根が活火山であることを、嫌でも思い出させてくれる。黒卵は食べる気がしないので、たまごソフトクリームを食べた。
周辺の木々が枯れているのは、ガスのせいなのかな。新緑の箱根で、まさに異様な風景だ。
