昼食後、近くの「あわしまマリンパーク」に行ってみた。JAF会員で一人１００円引きにはなったが、入園料１７００円、駐車場５００円は無職の身には結構キツイ。
船で島に渡り、水族館やカエル館に入る。水族館では生き物を触れるイベントで楽しめたし、カエル館では知らない人がいろいろ教えてくれて助かった。ただ、平日の昼間にカエルのマニアって、ちょっと引いたけど。
風が冷たかったけど、イルカやアシカのショーなども見て、２時には島を後にした。
長年勤めた職場を、３月末で退職した。人生の中心部分を占める時期を何とか無事過ごしてこれたのは、ひとえに自分の努力と、微力ながら周りの皆の支援があったから。なんて挨拶を考えていたが、何度かあった送別会でも言うチャンスがなかった。
もちろん一番の功労者は、毎日文句も言わずに早起きして弁当を用意してくれた女房であるので、感謝の気持ちも込めて伊豆への旅行となった。
天気は快晴、セカンドライフの門出を祝ってくれているようだ。東名の大井松田ICから入って、新東名から長泉沼津ICを出る。始めの目的地は、沼津にある内浦漁協直営の「いけすや」。テレビで見た丼を食べるのが狙いだ。１１時過ぎに到着、やけに賑やかだと思ったら、今日は天下の奇祭と言われている「大瀬まつり」の当日だった。
昼食は、「二食感活きあじ丼」９８０円也。さっきまで泳いでいた〆たてのプリプリ食感の活あじとあえて、前日に〆た旨みのある熟成活あじが楽しめる、とか。少し御飯の量が大食漢二人には足りなかったかも。
カーナビの行き先に宿をセット、指示通りに車を走らせる。予定では海沿いを走るつもりだったが、一度伊豆の中央まで戻り、また西へ向かうというルートになった。
今日の宿は、土肥の旅人岬の近くの「頬杖の刻」。テレビ番組の厳選いい宿で紹介されたのを見て、そのプランで予約した。
部屋は十分広く、温泉の露天風呂もついている。宿には貸切風呂も２つあるが、部屋に風呂があるのは贅沢だ。
夕食は、和洋を取り入れたコース。多くの旅館に泊まってきた経験から言えば、少し物足りないところはあるけど、概ね普通レベルかな。
給仕するスタッフにテレビで見た人がいたので話しかけてみると、撮影では何度も噛んでしまったとのこと。逆に、とても面白かった記憶が残っているけど。
