ホテルは、駅の近くにある「ホテルマロウド軽井沢」。箱根にも姉妹館があるそうで、女房は何度か食事で利用したことがあるとか。
中は少し暗めで、静か。品の良い正統派のホテル、という感じ。夕食まで時間があるので、大風呂で温泉でもと思ったが、どうやら大風呂は無いようだ。部屋のユニットバスだけでは、時間がつぶせなくて困った。
夕食は６時から、フランス料理のフルコースだ。このところフランス料理は生意気にも食べつけているので、舌は肥えているのだ。だが、グラスワインを２杯飲んだら結構効いてしまい、味は何だか分からなかった。
部屋に戻っても、酔いがますます回って来て、横になったらすぐに意識を失ってしまったようだ。
一番奥にある、ショー記念礼拝堂を目指す。カナダ生まれの宣教師ショーにより創設された、軽井沢最古の教会。静かな森の中に、ひっそり佇んでいた。日曜の礼拝があるようで、神父さんが外に出ている。教会の写真を撮ろうとカメラを構えると、神父さんから話しかけられた。教会の屋根にある鬼瓦が珍しいから、ぜひ撮って行ってくれとのこと。他の教会の話も聞かしてもらったが、他にも観光客がいるのに、なぜいつも自分が話しかけられるのか。人畜無害な顔を、しているのかもしれない。
旧軽銀座に戻り写真館の写真を見たり、お土産を見たりしながら、昼食の場所である「ベーカリー＆レストラン沢村」に行く。だが、ランチは１１時からなので、まだ早すぎた。時間つぶしにテニスコート近くの諏訪神社に行ってみた。それから旧軽銀座に戻り、聖パウロカトリック教会に寄ってみるが、メンテナンスなのか中には入れなかった。
時間になったので、沢村に向かう。近くのそば店「川上庵」には長蛇の列ができていた。幸い沢村ではテラス席が空いていて、気持ちのいい緑の中での昼食となった。
ホテルに行くにはまだ早いので、歩いてアウトレットまで行った。買いたいものもないので、女房と待ち合わせをして、個人行動。結局、広大な敷地を歩き回ってみたが、買ったのはジャンボ宝くじだけだった。
家を出たのは６時前、仕事で早出する娘を送るついでに、旅行に出かけることにした。娘を下ろしてから、東名に乗り、海老名から圏央道へ。関越に入って、富岡JCから上信越自動車道へ。碓氷軽井沢ICで下りて、ホテルの駐車場に着いたのが９時。ちと早すぎるけど、旧軽銀座を目指し歩き出した。
天気は快晴で、すでに暑い。１０分程歩いて、旧軽銀座に着いたが、歩いている人はまだ少ない。やはりまだ、早かったようだ。
