今夜の宿は、川沿いに佇む「湯の宿 花小道」。大正時代の旅館を復元させた、趣あるレトロな感じ。もちろん、部屋はキレイで凝っているので、古さは全く感じない。
貸切風呂が露天と内風呂があって、それぞれ1回ずつ入れるので、昼のうちに露天に入ることにした。大きさは2人でやっと、でも何だかいいんだよね。景色が見えないのが残念だけど、部屋からも近くていい。
お楽しみの夕食は、さすがに食事処「四季紙」をやっているだけあって、完璧。地酒も1本ずつ付いて、満足。
下賀茂から下田を抜けて、海岸線を北上し河津へ。河津の桜もまだ早い感じだが、もう何度か来ているので寄らなかった。
天城峠を抜け、道の駅で昼食。夜のごちそうを考えて、山菜そばで軽く済ます。そこから修善寺に入り、宿の駐車場に駐車させてもらって、近くの散策に出かけた。
修禅寺から川沿いを歩いて、竹林の小路へ。また戻って、川沿いの甘味処で休憩。宿には2時半に入ったが、既に客室の準備はできていた。
予定では、戸田へ北上して時間をつぶし、修善寺で昼食のつもりだったが、この時期に来ているのに行かないてはないと、南伊豆町の下賀茂に桜を見に行くことにした。
以前、下賀茂の宿「南楽」に泊った時、桜の時期もいいですよと言われたことを思い出したのだ。土肥からは西海岸沿いに南下し、松崎から雲見を通って30分ほどだった。
道の駅に駐車し、協力金を払って、川沿いを散策。桜はまだ少し早かったようだが、多くの人が出ていた。
2016年2月12日（２日目）
夕食後、貸切風呂の内湯へ。ここも小さい湯船だったが、まあ2人では十分だ。風呂好きな女房は、大風呂にも2回も行ったが、なかなか良かったとか。
テレビもつまらないし、カラオケもないので、あとは寝るだけ。10時過ぎには、明日の春の嵐を心配しながら、眠りについた。
朝、6時から温泉に入れるので、その時間に行ってみた。さすがに誰も入っていなかった。掛け湯をしていると、後ろから声を掛けられた。「熱くないですかー？」、、、突然だったので、まだ入っていないのに「ちょうどいいです」と答えていた。湯守よりも早かったようだ。
朝食も定番の和食で、満足。早めに出かけようと、9時過ぎにはチェックアウトした。帰りにも、コーヒーがサービスで出た。これで料金は、1万円を切っているなんて。まだリニューアル後の宣伝期間だということもあるのだろうが、いい宿を見つけた感じ。
