た  び
でも釣りはなし

 今日の宿、伊豆高原のアンダリゾートに着いたのは3時半。テレビの厳選いい宿で紹介された宿で、一度来てみたいと思っていたのだ。バリ島をイメージした館内、かえるの置物がたくさんある。実は女房は、どういうわけかカエル好き。どこからか買ってくるカエルグッズが家の中に溢れている。この宿を女房が気に入るまでに、時間はかからなかった。
 館内の飲み物は、アルコールも含めすべて無料。部屋の冷蔵庫はもちろん、何か所かあるドリンクコーナー、食事の時の飲み物、夜のカクテル、カラオケで注文する飲み物まで全てタダ。食事もおいしく、量も十分。10時以降は夜食や甘味も、食べ放題。
 施設内のカラオケ、貸切風呂、ビリーヤード、卓球、パターゴルフなどなど全てタダ。スタッフはみな笑顔で気持ちいい対応、客を楽しませる数々の趣向も嬉しい。
 トラひげ危機一髪ゲームでは、何と女房が1等をゲット。2名様無料招待券を手にしてしまった。恐るべし、カエルへの執着。

 
ハスキーボイスのおかみさん
こんなんがゴロゴロ

 食事までは、女房は温泉へ。私は、部屋でのんびり。食事は1時間半をかけて、ゆっくりたっぷり。最後に会場が暗くなって、次々にテーブルに運ばれるキャンドルの点いたケーキ。私のテーブルにも来るのかとスペースを空けて待っていたが、記念日の人へのサービスとか。演出が憎いね。ホントなら女房の誕生日が数日前だったから記念日に該当したのだけど、申し出るのを知らなかった。
 カラオケは45分間、二人で歌いまくった。飲み物を注文してみたが、タダなのに気持ちよく持ってきてくれた。おもてなしの心が、すごい。また来よう、招待券で。

 
夜食と光るカクテル
タダで見られて良かった
これで2000円ほど
黄金崎の荒れた海

恋人岬の鐘が鳴る
 まずは、恋人岬に寄ってみた。駐車場から歩道を700mほど歩くらしいが、あいにく歩道の改修工事をやっていて、最後の展望台までは行けないで、鐘のところで終了。もう歩くのが嫌だったので、通行止めで助かったのだが。
 駐車場まで戻って、レストハウスで「君だけプリン」を食べる。恋人同士で来れば、いい思い出ができるのだろうが、おじさんおばさんじゃねぇ。
 次に、黄金崎へ行ってみた。まるで、岬めぐりだねと、誰かがつぶやく。冷たい風のせいか、他には客も少なく、写真だけとって車へ。いい季節なら、公園などの散策が素晴らしいだろうと思った。
ボリュームもあります
 朝食前に、少し周辺を散歩。でも寒くて、遠くに行く気はしなかった。戻って朝食、煮込みうどんが、冷えた体に嬉しい。刺身や茶わん蒸しなども出て、量も十分だった。
 チェックアウト後、玄関先でおかみさんと記念撮影。ネット会員になった記念として、生わさびが1本もらえた。
 今日も快晴、風が少し強いが問題ない。西伊豆へ車を走らせる、土肥を過ぎ海岸線に沿って走ると、富士山がキレイに見えてくる。まさに、絶景だ。
三日目へ
2014年12月22日(2日目)
食事での抽選でも大当たり
無料招待券の贈呈



 昼食は、宇久須「三共食堂」のこあじ鮨にした。ガイドブック情報で、おすすめだと言うので行ってみたのだが、幸い6、7人の先客がいただけで空いていた。こあじ鮨とカサゴ汁を注文したが、うまかった。
 
次は今日のメインイベント、堂ヶ島のクルーズだ。だが、受付のところには「欠航」の文字。風が強すぎるのだろう。加山雄三ミュージアムが無料だと言うので、ついでに見ていくことにした。俳優だけでなく、歌手、作曲家、画家、スポーツマンと才能の豊かさに驚く。天は二物を与えるのだ。