川入橋までは、放流も十分で、ポイントも続けて出現します。
ただ、林道が川に沿っているため、頭を跳ねられることもしばしばあります。
川入橋上流からは、渓相もずっと良くなり、険しくなりますが、通れないところはありません。魚も天然のヤマメだけとなり、外道に煩わされることもなく、快適な渓流釣りが堪能できます。
ただし、両側は切り立った崖が続きますし、道路に出られる場所も限られているので、雨の時は注意が必要です。
狩川は、箱根外輪山の明神ケ岳に源流を発し、小田原市で酒匂川に合流する２級河川です。
南足柄市の水源になっていることから分かるように、水質、水量とも素晴らしい川です。
私の実感としては、雨が降ってもなかなか濁らず、たとえ濁っても回復も早いようです。
南足柄市内には、内川という金時山を水源とする河川がありますが、雨の時、両者を比較してみるとその差は歴然です。
苅野地区から漁協の放流はありますが、集落のなくなる矢倉沢浄水場から上流がおすすめです。
（写真の「関場橋」は、「一色橋」です。）
