本日の宿は、下田の高台にある「下田ビューホテル」。入口が少し分かりにくいが、駐車場も広いし、ホテルも広くて感じがいい。
厳選いい宿プランだと、夕食時に日本酒サービス、貸切風呂サービス、夜にバーで飲み物サービス、食事も豪華（金目鯛、アワビの踊り焼など）などの特典がある。
部屋からは海が目の前に広がり、朝日が楽しみだ。部屋はリフォームされたようで、壁もトイレもキレイだ。風呂まで時間があるので、女房は４つの木のパズルを始めた。これがなかなか難しいようで、悩んでいる。仕方がないので、一緒に考えてやろうと参加し、すぐに解いた。すると女房の対抗心に火が付いたようで、どんどんハマっていく。だが、解けない。仕方なく再度参加し、次々に解いていく。途中からはコツをつかんだ女房が解き始め、結局、例示されていた全てを解いた。
車の件で、ディーラーの担当者とラインでやり取りをしていたが、もしかしたら釘でも刺さっているのではないか、とのこと。車に乗る前に、一応確認してみようと、女房が見るとすぐに発見。タイヤにビスが、がっちり食い込んでいた。こんな状態で飛ばして来たことに、思わずゾッとする。
ガソリンスタンドで見てもらうように担当者が言うので、下田のスダンドに寄ってみた。だが、タイヤのナットが特殊なものなので、タイヤが外せないとのこと。とりあえず空気圧を調べてもらうと、通常2.7あるのが2.0まで減っていた。
帰りが急に心配になった。
松崎町に入ると、道路は彫刻ラインと呼ばれるようになる。所々に白い彫刻が飾ってあるが、海沿いの危険な道なので、運転しながら見ている余裕はない。
小さな駐車スペースが右側に見えてくると、目的地の室岩洞に到着だ。江戸城の石垣などにも使われていたという石切り場の跡だ。少し前のテレビ番組「空から日本を見てみよう」で紹介されていたので、今回行くことにしたのだ。
当時のまま残してあるということだが、しゃがまなければ通れない場所などもあり、なかなか楽しい。海に張り出した場所から、下で待つ船に積み込んだという。入場無料。
お部屋係の人は、若い男の人。日本人の名前なのだが、どう見ても外人さんに見える。恐る恐る聞いてみると、父がロシアとどこかのハーフ、母もハーフだとか。日本語しか話せないというが、とても感じがいい若者だ。
食事は部屋食、部屋のテーブルに並べられたごちそうは、まさに壮観だ。このホテルを選んだ最大の理由が、この料理なのだ。
夕食後は、酒が効いてしまったのか、布団でウトウト。目が覚めると１２時過ぎ、バーのドリンクサービスは終わっていた。
