西伊豆へ

　せっかくだから、近くの象牙美術宝庫に寄る。中国の国宝級の象牙細工が、たくさん並ぶ。土肥出身の実業家である山元オーナーが、一代で集めたものだとか。それはもう見事としか言いようがないが、値段で表示してくれればもっと分かりやすかっただろうに。（総額では数十億らしい）
　女房はお土産に、３００円の石のカエルを３つ買った。
　　　　　　　　　　　

　次に、土肥金山へ。以前におばあちゃんと来たことがあるが、何度来ても「金」はいいものだ。こんな山の中に金鉱を見つけた、当時の人はすごいな。
　世界一の巨大金塊250Ｋｇを触って、記念撮影。爪の隙間に削れないかと思ったが、無理だった。多くの人が砂金採りをやっていて、女房もやりたそうだった。やらせてあげればよかったが、今度佐渡に行ったときに取っておこう。

　朝早く目が覚めたので、風呂に入りに行く。朝食までには時間があるので、女房を起こし散歩に出た。海岸まで歩いてみようと、坂を下って行く。別荘だろうか、いくつか立派な家がある。辺りには、水仙のいい香りが漂っている。　１５分ほどで海岸へ、殺風景な景色に、波が繰り返し押し寄せている。さて、今度は坂道を登らなくては。朝食に間に合うか心配しながら、ペンションまで戻る。寒いはずが、体は暑くて汗だくだった。

　あとはどこにも寄らず、帰路に着いた。東名の足柄ＰＡで休憩、パン屋さんで焼きたてのシチューパンや富士山みたいなパンを買った。足柄の気温は２度、寒いのなんのって。
　帰宅後、夕方のニュースで箱根に雪が降ったと放送していた。風邪をひかなくて、よかった。

　最後まで読んでくれて、ありがとうございました。
　　　
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　朝食は、和食。お粥が、うれしい。いつもは洋食が多いから、朝から天ぷらというのも何だか変だが、それなりに食べられた。
　ツアーと違って、自分のペースで行動できるのがいい。９時、チェックアウト。快適な時間を、ありがとう。