実は、白州のサントリーウイスキーの工場見学を申し込んであるのだ。確か集合時間が11時半のはずだが、もう一度確認して驚いた。11時予約、10分前に集合とのこと。カーナビに行先を入力すると、10時55分到着予定、ギャー。とりあえず行ってみることにして、先を急ぐ。到着後、すぐに案内の人に間に合うか聞いてみた。案内のかわいいオネエちゃんは、優しく、「大丈夫ですよぉ」と言ってくれた。ホッ。
工場内はアルコールの匂いが満ちていて、酒に弱い人なら気分が悪くなりそう。さすがに大企業だけあって、案内のお姉さんは若くキレイだ。
ドライバーは飲めないため、首からドライバーと分かるワッペンを掛けさせられるのだが、本当にチェックしているのか試してみた。何気なく水割りに手を伸ばした瞬間、「お客様！」「、、、ですよねぇ」。心温まる、やりとりであった。
昼食は小淵沢インター近くの焼肉屋を考えていたが、何と待つ客であふれていた。こんなに人気があったとは。仕方なく、すぐ近くのそば屋へ。ここも2組待っていたが、待つことに決めた。
20分ほど待たされて、やっとカウンター席へ。ざるそばを鴨のつゆにつけて食べるのだが、量が少なくても1700円也。こんな高価なそば、初めて食べた。
激混みの道の駅に寄ってから、帰途に就いた。約2時間のドライブ、途中、富士霊園によって墓参りもしてきた。紅葉も見られたし、温泉も楽しめたし、親孝行もできたし。とても楽しかった、秋の好日。
ペンションを9時40分に出発、近くの尾白（おじら）の湯に向かった。10時開場というが、やはりまだ入り口は閉まっている。写真を撮ったりして時間をつぶしていると、すぐに軽トラが来て開けてくれた。温泉の施設は10時キッカリに開くようなので、車で待っていた。
この温泉には「べるが」という名前が付いているが、語源は分からない。興味があれば、調べるがいい。日本最高級の超高濃度天然温泉だというが、何の事だか分からない。まあ、体には良さそうだ。温泉には、寝湯、打たせ湯、全身浴の内風呂の他に、露天風呂が二つ。そのうちの一つが、源泉そのままらしい。
とりあえず、内風呂で体を温めてから、露天風呂へ。外は冷たい風、源泉の茶色い風呂が良かったが、先客が二人いたので、隣の名水露天風呂へ。しばらく待ったが、出る気配なし。せっかくだから、源泉にも入ってみた。少しぬるいが、長く入っていられそう。女房と待ち合わせた時間があるので、早々に出てきた。本当なら700円で一日遊べるのだろうが、次の予約があるので30分の入浴となった。
朝食は、自家製の焼きたてパン。野菜、ゆで卵、ウインナー、牛乳、コーヒーと柿。この中に、苦手なものが二つ。でも、そんなことは言ってられないので、全部食べた。
正直言うと、少し期待外れ。もう少し手を掛けたものが出ると、嬉しいね。まあ、高齢の奥さんが作ってくれているので、文句はないけど。