山梨への旅2012

　３時半起床、男子サッカーを見ながら支度をする。日本の方が、うまくパスをつなげている感じがしたが、速攻で失点。今大会、初めての先取点を許したが、何だか選手に落胆が感じられた。前半だけ見たが、どうもこれは勝てそうにない。
　薄暗い中を、昨日下見をしておいた場所に向かう。驚いたことに、多くの車が林道を上がって行く。夜叉神とは、どうやら登山の基地のようだ。バスも何台か、上がって行った。
　少し明るくなってきたので、ヘッドランプを灯しながら川に降りていく。
　

　チェックアウトしてから、ワイナリーに寄ってから、帰ることにした。お盆休みの渋滞は下り方面だから、少しは安心だが油断は禁物。できるだけ早く、帰途に就きたい。そこで、高速の近くにある、シャトレーゼベルフォーレワイナリーに行くことにして、カーナビをセット。随分、狭い道を通らされたが何とか到着。

　貯蔵タンクやワインセラーなどを自由に見学でき、試飲はもちろん、お土産も充実していてとても良かった。せっかくだから、ほとんどの土産をここで購入。ただし、こういう場所では、運転士は辛いのだが。

　時間があるので、次にサントリー登美の丘ワイナリーにも行ってみた。ここでも、カーナビが出口から進入するという失態を犯す。もう、替え時かもね。
　サントリーの方は、警備員も多くて、金がかかっている感じ。途中の道路に、何とスイッチバックがあるという驚き。カーブが急で曲がれないため、スイッチバックするのだが、初めての経験。一方通行だから、やれるんだけどね。
　内容的には、こちらのワイナリーは何だか気取っていて、売っている物も少なかった。

　川の名は、御勅使川。読みは、「みだいがわ」と読む。入った場所は、流れも細く、傾斜もあって急流。釣りになるのか分からないが、わずかに残る足跡に、すがる気持ちだ。
　少し深みのあるポイント、ここでやっと掛けた。グイグイ引いてくるのは、大物の証拠。なかなか寄せられないで、少し焦り始めたとき、普通は逃げようと下流に走る所だが、何と上流に走った。流れに立ち込み、下流をガード。しばらくして水面に姿を現したので、空気を吸わしてタモに入れた。
　こんな山の中で、釣れたのはニジマス。元気に引いてくれるわけだ。放流したものが、残っていたのだろうか。さらにチビイワナを追加し、堰堤で納竿。上流に移動し、何とか川に入ったが、速い流れに、荒れた渓相。一度も魚信はなかった。６時半、納竿。今日も、１時間半の釣りだった。

　中央高速には、双葉スマートＩＣから入れる。ここから入らないと、甲府昭和まで行かなければならないから、随分と助かる。ＥＴＣがあって、良かった。
　あとはノンストップで山北まで、友人のＫさんにお土産を届けた。そのまま近くのファミレスで、昼食。これで今回の旅は、無事終了。疲れたけど、楽しかった。