2011年8月20日〜21日

 北海道の旅行から帰って、何か物足りない気持ちが残っていたのだが、女房も同じだったようだ。それは、北海道では温泉に入れなかったこと。
 旅行の大切な要素は、観光、食事、温泉だと思っているが、我が家では特に食事が重要。でも、温泉も大事だったことが今回で実感された。
 箱根の近くに住んでいるというメリットを生かし、土日で1泊2日の小旅行を計画。ネットで当日でも予約ができるという会員に登録、土曜日の午前中に予約を入れた。
 芦ノ湖の近く、評価も高いので決めたのが今回の宿「夕霧荘」。プランの中から「カップルプラン」を選択。休日の前日のため料金は高いが、会員なので2割ほど割引された。

 

た  び
でも釣りはなし

旅館にて
 午後、家を出発。小田原から仙石原経由で元箱根方面へ。チェックインまで時間があるので、箱根神社でお参りすることに。近くに住んでいるが、ここに来たのは初めて。
 立派な杉木立の中に、ひっそり神社が佇んでいる。想像していたより小さな規模に驚いた。最乗寺の杉の方が、大きさも規模もずっと大きい。せっかくだから、賽銭を入れて2礼2拍手1礼。そのやり方に集中したため、お願いをするのを忘れてしまった。
 カーナビに従って、旅館を目指す。だが、連れて行かれたのはすごい狭い道、それも行き止まり。Uターンするのに、何度切り返したことか。もう一度、大通りに出てすぐに、看板を発見。カーナビに頼り過ぎた報いか。

 
神社にて
神社にて
資料館

 旅館に着いて、ひと休み。夕食まで時間があるので、近くの観光船乗り場へ。JAFの会員証を見せると安くなるので、バッグの奥から取り出して見せる。往復で1時間10分かかること、発船まで40分以上あることを説明され、くじけた。そんなに待てない。明日また来ると告げ、船は止めた。
 近くの箱根の関所を見学。子供の頃、遠足で来た記憶があるが、数年前にリニューアルされたとか。近くの資料館まで見て回ったが、若いカップルばかりで、何だか場違いな感じ。
 次に、恩賜公園へ。ここに来るのも、初めてだ。きれいに手入れされていて、小高い展望台からは、景色も最高。天気が良ければ、富士山も見えるのかな。


関所遠景
恩賜公園にて

 

旅館に戻って、まずは家族風呂へ。運よく空いていたので、女房と入った。でも、よく説明を読むと、これは温泉ではなくて、地下水を加熱しているとか。まあ、汗を流したということで。
 夕食は、ご覧のとおり。スパークリングワインがサービスで付く。夕食も朝食も部屋食というのが、このプランの売り。他の人と接することもなく、お忍びで来る人も多いのかな。料理は、味も量も満足だった。
 夕食後、温泉へ。先客は2人、露天風呂に入っているようだ。内風呂を独占し、濁った湯を楽しんだ。温泉は夜中でも入れるので、朝方3時半に目が覚めたときに、再び入りに行った。今度は誰もいないので、露天風呂へ。2人入ればちょうどという感じだが、硫黄の匂いが強く、湯は濃い感じ。長湯せず、出てきた。
 朝食も、おかずも多く、満足。普段はあまり食べないが、おかわりするほど食欲が出てきた。2日目は朝から雨、遊覧船は断念し、どこにも寄らず帰ることにした。


            
男湯
ワインがサービス

 まっすぐ帰ると昼食になるので、小田原のフラワーガーデンで時間をつぶすことにした。隣接の清掃工場の熱を利用した、熱帯植物園が売りのようだ。規模は小さいが、入場料の200円分は十分楽しめた。
 外の植木屋さんで、女房は3つの草花を購入。ほとんど手のかからないサボテンさえも枯らしてしまうと話をすると、サービスで小さなサボテンをくれた。今度こそは、枯らさずに育ってほしいものだ。
 昼食は、近くのファミレスで。胃に負担のないドリアを食べたが、帰宅後、胃の調子が最悪に。そのまま、ベッドに入って、薬を飲んで、翌朝までダウンとなった。医者に行って検査しなけりゃ、ダメそうだ。

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何だっけ
旅館の前で
品の良い料理
うまそう
軽くしたつもりだが、、、